子どもがとにかく言うことを聞かない・・・子どもうざい・・・
めっちゃイライラする・・・そんな自分が嫌・・・
頑張っていろんなことを教えているつもりなんだけど、親としての愛情が足りないのかな・・・
こんな悩みを抱えている子育て世帯は多いんじゃないでしょうか。
僕自身最近までこの思考に取り憑かれかけていました。
実際僕はこの本を読んで気が楽になり、子どもと楽しく遊べるようになってきたと思います。
この本を読んで僕は次のことが非常に勉強になりました。
本記事のテーマ
イライラしがちな子育てを叱らない、叱らなくていい方法で、親も子どもも楽しくWIN-WINで過ごせるようにしていきましょう。
現在進行形で子育てに悩んでいる方、子育ては初めてでどう接したらいいかわからない、不安な方は是非読んでいただけるとありがたいです。読めば安心できるのではないでしょうか。
保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」の書籍情報
今回紹介する本はこちらです。
著 者:須賀 義一 氏
出 版 日:2015年1月19日(株式会社PHP研究所)
ページ数:237、文庫
これはマジでオススメです。
保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」の感想・覚えておきたいこと
・子どもが言うことを聞かない理由がわかりました
・自己肯定感が高まりました
た・・頼む・・言うことを聞いてくれ・・大人しくご飯食べてくれ・・
保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」のポイント
心のパイプを太くしよう
叱ることよりも、嬉しい・楽しい・悲しい・困ったなどの気持ちを子どもと一緒に共有しながら、心のパイプを太くしていくことが大事だと言います。
ダメ(`ω´)!!!なんかはとっても強い否定の言葉です。言われた側は人格否定されるような言葉です。ダメという言葉が極力ダメです。
それよりも、ママ(パパ)それされると困るな・・(´・ω・`)と気持ちを伝えると、子どもに伝わり、やめてくれたりします。(たまに顔が面白いと笑われます。)
大抵のことで怒るのはそれからでも遅くないですよね。
僕は実際にパパ困ったな・・・や、楽しいね!を多用することで前よりも感情を共有できるようになった気がします。
例え自意識過剰だったとしても、自分の中の意識は優しい方へ変わったと感じます。
子どもを受け止める・認める
子育ての全ては受容から。子どもを受け入れること、認めてあげること。
自分が受け入れてもらっていない場所でどうやって甘えたり頼ったりすることが出来るのでしょうか。
大人の受け止め体勢が整っていないと子どもの甘えはかわいい形ではなく、困らせるワガママとなって現れると言います。
しかも・・・そのワガママを聞いてあげたとしても、きちんとした受け止め方をしていないと子どもは満足しない。大人が能動的に、関心を持って関わっていかなくてはなりません。
そうやって関わっていくことが甘え上手な、可愛いいい子になるヒケツなのでしょうか。
子どもは甘えを出させないようにすることで甘えを出さなくなるのではなく、幼少期に甘えが適切に受け入れられて、「自分はきちんと受け止めてもらった」という実感があって初めて前向きに成長を進めることができるのです。
保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」
家庭も職場も相手を受け止めること、コミュニケーションの基本ですね(´・ω・`)
保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」から学ぶ、子どもが言うことを聞かなくなる理由
しっかりしつけていかないと!!わからないんだから教えていくのが親の役目だ!!
そうそう甘やかしてはいけない!!
僕、今までズーーーーーーーっとこう考えて子どもと接してきたと思います。
老害を嫌いながら謎の老害予備軍ですよ。まさに古き良き日本の権化です。
ですが、子どもは理屈が当然わかりません。理屈がわからない人に理屈でダメ出ししたら、誰でもイヤになるに決まっていますよね。
例えるなら、新人が先輩に仕事をダメ出しされる感覚に近いのでしょうか。
職場のルールもまだわからないのにその会社ルールで頭ごなしに叱られると、僕ならもうその先輩には心開けないです。毎日呪いの呪文をかけそうなレベル。
子どもも同じですよね。
半沢直樹のように論破すればいいんだな?
子供パンダに⑩倍返しされるといいと思うよ!
子どもは親に怒られたらよくわからないけどなんかすげー怒られた・・・もうやだ・・と思うのは当然です。だってまだ理屈がわからないんだから。
そんなこと繰り返されたらもう気軽に親に甘えることなんてできるわけもありません。
甘え方がわからないんだから、言うことを聞かないで気を引くようになります。無限ループの完成です。
だからこそ、子どもを受け入れる体勢、受容がとても大事なんだと思います。
保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」のを読んで親としての自己肯定感が高まりました
自分には愛情が足りていないんじゃないだろうか・・・。
そもそも愛情のない親はこんな悩みを持つわけもありません。虐待で子どもを死なせる(僕は殺したとしか思えませんが)親はこんな悩みを持っている訳ありません。
悩むと言うことは正常なんだと思います。
そもそも保育士や幼稚園の先生でもない限り子育ては誰でも多くて3回程度ですよね。
そもそも絶対的に経験が足りない中で悩みながらやっている。その悩みが成長につながっていると思います。
著者は後書きで子育てについて次のように語っています。
「子育て」というのは、雪だるまを作ることになぞらえられると感じています。最初は小さな雪玉を作ってそれを正しい方向にコロコロと転がしてあげる。そうするとそれがだんだんと勢いづいていってなめらかに回転させていける。ときには、それでもうまく転がらないときがあったりして、誰かに押すのを手伝ってもらったりもするけれど。僕が書いたことが少しでも役に立って、子育てが楽しくなったと言ってもらえるのは大変うれしいです。でも、たぶん僕がしていることは、「こっちの方向にこうやって転がすといいですよ」と伝えて、せいぜい最初の数回、転がすのを手伝っているようなものなのだと思います。
須賀 義一. 保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」
なるほどなあと思いました。正しい方向を教えてもらっていい雪だるまを作っていきたいですね!
保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」から学んだ子育て論
② まだ理屈のわからない子どもを理屈で叱っても言うことは聞いてくれない
③ 愛情のない親は悩まない。悩むことは愛情の証拠。
そして最強の育児技は「くすぐり」だと言うこと。
スキンシップ、笑う、お互い楽しい。無敵のパイプを太くする必殺技。
最近僕の中でスタメンに定着しました。
ここまで読んでくれてどうもありがとうございました!
コメント