オーディブル(聴く読書)が気になるけど、どうなんだろう。
実際使った人の感想聞きたい。月額料金も高いし契約する迷う・・・。
今日はオーディブルのこんな疑問に答えます。
- オーディブルを使った感想【割といいけど高い】
- 料金が高いし読み放題じゃない
- 通勤時だけで聴くと1ヶ月で終わらない可能性あり
- おすすめしたいジャンルは小説
- ぼくが現在休会してる理由
今回はこんな内容で4ヶ月使ってみた感想を語ります。
読書好きとして、ずーっと気になっていたAmazonの音声読書サービス、「オーディブル」。
ぼくはこれまでオーディブルを4冊、内訳として、小説・ビジネス書・実用書を利用しました。なので実際に使って感じたメリット・デメリットについてお伝えできるかと。
ちなみに、ぼくは紙の本は年間100冊程度、Kindleと紙の本を併用していますので日本人の中ではそこそこ読書する方だと思います。
特に契約をすすめるものではないので、さらっと見てもらえると嬉しい。
オーディブルの感想その1:割といい
オーディブルを使ったぼくの感想は、「割と良い」でした。
最大のメリットは、耳で聞いているだけでいいということ。
手を使わず、あまり頭も使わずに読書ができるのが素晴らしいです。
ぼくは通勤時の車の中で、いつも音楽を聞いていたところをオーディブルに変えて使っていました。
これなら運転中の時間も無駄にせずに読書ができます。
実際にやってみると1日の限りある時間を有効活用することができるので、正直とても良かった。
けどデメリットもあって、じっくり読む本来の読書とは違って、運転中なので頭の中で考えながら読むことはもちろんできません。
そんなことしていたら事故るからやめましょう。
だから読書としてオーディブルが優れているか?
もっというと、
もしかして、読むより聴く方がいいのでしょうか!!?
読むより聴く方がいいのか?と聞かれると、
ぼくは読むようが言葉を味わうという点では絶対的に優れていると答えます。
要するに単なる聞き流し状態なので、軽くザーッとその分野の導入に使うのが最適なのかなと。
オーディブルの感想その2:料金高いのに読み放題じゃない
個人的にオーディブルで一番「これダメだろ!!」と思ったこと。
それは、料金が高い割に読み放題ではないことです。
オーディブルはAmazonが展開する月額1500円の音声読書配信サブスクリプション(定額制)サービスです。
オーディブルで本を聴くには会員にならないとめっちゃ割高です。(伊坂幸太郎のフーガはユーガが3,000円とかします。普通に買うと700円くらいなのに)
ちなみに同じAmazonの電子書籍読み放題のKindle unlimitedは月額980円。この差は多分ナレーターの人件費でしょうかね。
月額1500円を払って会員になると、どれでも好きな本1冊と交換できるコインが1枚もらえます。
このコインは本の値段に関係なく交換することができます。
さらに同じ月の中で2冊以上本欲しいな、と思うと次は買わなければならないんです。
一応会員だと30パー引きで引きで買えるらしいけど、、、
正直高いっすね、、、
しかもオーディブルの本は普通の本よりも割高。小説1冊2,000円とか割と普通にあります。
だから少し待って翌月の1コイン付与されるし待つか・・・と思っちゃう。
そうすると1500円で1冊しか本が手に入らない事になる。
サブスクに入っているのにこれではコスパが微妙となってしまう。
月額1500円という料金を考えると、どうしても微妙ってなっちゃうんですよね。サブスクは、し放題じゃないとちょっと・・・って思う人が多いのではないでしょうか。
オーディブルの感想その3:1冊終わるまでめっちゃ時間かかる
通勤時だけ聴くと1ヶ月1冊終わらない可能性あり
オーディブルは読み終わるまでめっちゃ時間がかかります。
朗読時間が1冊10時間越えとかザラです。普通に自分で読めば大体半分くらいな気がする、、、。
ぼくは試しに、アメリカで大ヒットし、2021年本屋大賞翻訳部門第1位になった「ザリガニの鳴くところ」を聴きました。
ダウンロードしていざ聴くぜ!とアプリを開いたら、なんと朗読時間が約14時間。
紙の本だと512ページ長のハードカバー長編小説です。
ぼくの通勤時間が片道約15分なので1日30分とすると、読み終わるまで単純計算で28日間かかります。
そして更に、
今日は疲れたから癒しの音楽聴きたいな・・・
なんて気持ちが入ったりでと1ヶ月で終わらないこともあり得ます。
実際ぼくは通勤時間だけで終わりそうになかったので、ちょこちょこ隙間時間に聞いてなんとか1ヶ月で消化しました。
「ザリガニの鳴くところ」作品自体はめっちゃ面白いので超おすすめです。
通勤時の無駄な時間に読書をしたい!!っていう用途だと、もしかしたら1ヶ月で読み終わらない可能性があるのでちょっと注意です。早送り機能はあるので、1.2倍速必須です。
読む読書だと読み飛ばしができるけど、オーディブルは難しい
先に言った通り、ぼくは通勤中にBGM代わりに使っていました。
なので目次を見ながらここを読もう!とは当然できません。
「読み飛ばしがしにくい」ということは、最初から全部聞こうとするということで、紙の本よりも読み終わる時間が長くなりがちです。
目次を見て、読みたい箇所に飛んだとしても、文章じゃなく音声しかないので、ざっと情報を目で取り入れるということができません。
自分は紙の本も最初から読むから良いよって人は問題ないかもしれません。
が、ぼくは本を最初から全部読もうとするのが無駄だと思っていて、さらに言うと、気になるところだけ掻い摘んで読むって結構大事な技なので、是非是非あなたもご検討を。
ぼく個人としては、オーディブルはその分野の導入のために使うとか、聞き流しで十分なライトな本が向いてるなと思いました。
オーディブルの感想その4:おすすめジャンルは小説
毎月違うジャンルの本を試した中で、ぼくが一番おすすめしたいのは小説です
理由は物語の情景などが音声だと想像しやすいから。
小さい頃、親に読んでもらった絵本の読み聞かせをしてもらった感覚が近いなあと感じました。自分で読んでいる時よりもキャラのセリフもリアルで、ドラマCDを聞いている感じです。
逆にビジネス書や学術書の場合、なかなか普段聞き慣れない言葉が出てくるとイメージが湧かず、追いつかないことも多々あり。
それでも音声は勝手に突き進むので、全体をなんとなく掴むのには向いていると感じます。
これが哲学書とかになると、言葉を味わうことができず、やっぱり向いていない。
ぼくとしては小説が一番良かったです。
ぼくが現在休会してる理由
で、ぼくは結局現在休会中です。
小説を聞くのは割と好きだなと思ったんですが、オーディブルで小説1冊が高い。聴き放題じゃ無いから2冊目買う気にはなれなかった。
↓ぼくの感想・体験レビューをまとめますと以下のとおりです。↓
- 通勤時に聞いてると1ヶ月1冊が限度
- 1ヶ月1冊終わらないことがある
- 小説よりビジネス書が充実
- 1ヶ月1500円でオーディブル1冊しか聞けないなら紙の本欲しい
ってことで、今は紙の本(Kindle含む)で読書しています。
オーディブル悪くないんだけどねー。やっぱり少し高いし、読み放題じゃないのがやっぱ微妙なんですよねー。
今後のアップデートにめっちゃ期待して、ぼくはしばらく休会です。
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